“吹管”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいかん80.0%
すゐくわん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまでは石油ランプを使っていたのをガス燈にし、また実験用の吹管すいかんや何かに使用するために、新たに自家用のガス発生器を設備した。
レーリー卿(Lord Rayleigh) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「ええ、水晶のをね。酸水素吹管すいかんの炎で溶かしておいて、両方の手で、左右へ引っ張ると細い糸ができるのです」
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
直径五分ばかりの吹管すゐくわんを用ひて毒矢を吹き放ち、アデンの附近に産するある毒物は其の附近に住む、ソマリーと称する蛮族により矢毒として今も使用せられて居る。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)