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含笑
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ほほえ
ふりがな文庫
“
含笑
(
ほほえ
)” の例文
其歌と云ったら、意味のある様なないようなものだが、如何にも美しい声で節面白う歌うので、聞く者は皆
含笑
(
ほほえ
)
む。また如何にも奇妙な
言
(
こと
)
をいう。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
ラシイヌは宮相の言葉を聞くと、何が無しにニヤリと
含笑
(
ほほえ
)
んだ。それからじっと考え込んだ。
闘牛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
先刻
(
さっき
)
の物音は、
樫
(
かし
)
の枝を滑り落ちた雪の
響
(
おと
)
だったのだ。余は
含笑
(
ほほえ
)
みつゝまた眠った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“含”で始まる語句
含
含羞
含蓄
含嗽
含羞草
含味
含水炭素
含状
含漱
含声