“君南風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キミハエ50.0%
きみはえ25.0%
ミキハエ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離島の大女君の中、伊平屋の阿母加那志につぐものは、久米島の君南風キミハエである。近代、きんばい・ちんべいなど言ふ。南風ハエは、日本語の南又は南風を意味する。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
尚真王時代に八重山征伐があったことは皆様御承知でありましょうが、その時、久米島の君南風きみはえが従軍をしたという事実があります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
歴史的に意味のついてゐる地方の大阿母ウフアム阿母加奈志アンガナシ(伊平屋島)・君南風ミキハエ(久米島)など言ふ重い巫女たちを斥すものであらう。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)