“吉夢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちむ66.7%
きつむ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お夢は、まさに吉夢きちむと申すものでございましょう」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吉夢きちむだろうか。凶夢きょうむだろうか」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくおそろしき夢をむすぶも、吉夢きつむを見るのも、ともに子供にとっては(大人にしても、同じであるが)、一つの精神的経験を構成する分子となる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)