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叶
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カナ
ふりがな文庫
“
叶
(
カナ
)” の例文
此足ですぐ、北へ廻つて、大阪越えから河内へ出て、難波まで、馬の
叶
(
カナ
)
ふ処は馬で走らう、と決心した。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
その頃、国原の水は、
水渋
(
ソブ
)
臭く、
土
(
ツチ
)
濁りして、日のみ子さまのお
喰
(
メ
)
しの
料
(
シロ
)
に
叶
(
カナ
)
ひません。
天
(
テン
)
の神
高天
(
タカマ
)
の
大御祖
(
オホミオヤ
)
教へ給へと祈らうにも、国
中
(
ナカ
)
は国低し。山々もまんだ
天
(
テン
)
遠し。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
汝等
(
ミマシタチ
)
進んで、
石城
(
シキ
)
を
毀
(
コボ
)
つて、新京の時世装に
叶
(
カナ
)
うた家作りに改めよと、仰せ下された。藤氏四流の如き、今に旧態を
易
(
カ
)
へざるは、
最
(
モツトモ
)
其
(
ソノ
)
位に在るを顧みざるものぞ、とお
咎
(
トガ
)
めが降つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
叶
漢検準1級
部首:⼝
5画
“叶”を含む語句
叶屋
相叶
不叶
御叶
不相叶
叶坊
叶家
叶橋
叶津
大入叶
大叶屋
戸叶