台所だいところ)” の例文
旧字:臺所
「はてな。」とおもって、馬吉うまきちがこわごわはいして、二かいからそっとのぞいてみますと、おりからさしつきひかりで、さっきの山姥やまうばが、台所だいところのおかままえすわって、ひとごとをいっているのがえました。
山姥の話 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)