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台所口
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だいどころぐち
ふりがな文庫
“
台所口
(
だいどころぐち
)” の例文
旧字:
臺所口
馬琴の
旧棲
(
きゅうせい
)
は何度も修繕されて
殆
(
ほと
)
んど旧観を
喪
(
うしな
)
ってるから、崩壊しても惜くないが、
台所口
(
だいどころぐち
)
の井戸は馬琴の在世時のままだそうだから、埋められたと聞くと惜まれる。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
そして、しまいに、その
紙
(
かみ
)
に
包
(
つつ
)
んだのを
押
(
お
)
しいただいて、
台所口
(
だいどころぐち
)
を
出
(
で
)
ていったのであります。
大根とダイヤモンドの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
内へ来るような
馴染
(
なじみ
)
はなし、どこの
素見
(
ひやかし
)
だろうと思って、おやそうか何か気の無い返事をして、
手拭
(
てぬぐい
)
を掛けながら
台所口
(
だいどころぐち
)
から、ひょいと見ると、まあ、お前さんなんだもの。
真赤
(
まっか
)
になったわ。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“台所”で始まる語句
台所
台所様
台所町
台所充満