トップ
>
句柄
>
くがら
ふりがな文庫
“
句柄
(
くがら
)” の例文
その
句柄
(
くがら
)
は蕪村に似ているところも
固
(
もと
)
よりあるが、どちらかといえば太祇に学んだ所が多いようだ。召波が蕪村に似ているように几董は太祇に似ているのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
まことに艶麗な
句柄
(
くがら
)
である。近いうちに分家をするはずの二番
息子
(
むすこ
)
の
処
(
ところ
)
へ、
初々
(
ういうい
)
しい花嫁さんが来た。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
卑近な事実を捕えて作ったのではあるが、その
句柄
(
くがら
)
はどうかというに、「罪深し」などいう語を巧みに
斡旋
(
あっせん
)
し、言葉に屈折をつけ、調子をひきしめて卑俗ならざる句にしている。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“句”で始まる語句
句
句読
句切
句調
句塚
句碑
句読点
句章
句仏
句合