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くがら
ふりがな文庫
“くがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
句柄
66.7%
宮迦羅
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
句柄
(逆引き)
その
句柄
(
くがら
)
は蕪村に似ているところも
固
(
もと
)
よりあるが、どちらかといえば太祇に学んだ所が多いようだ。召波が蕪村に似ているように几董は太祇に似ているのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
まことに艶麗な
句柄
(
くがら
)
である。近いうちに分家をするはずの二番
息子
(
むすこ
)
の
処
(
ところ
)
へ、
初々
(
ういうい
)
しい花嫁さんが来た。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
卑近な事実を捕えて作ったのではあるが、その
句柄
(
くがら
)
はどうかというに、「罪深し」などいう語を巧みに
斡旋
(
あっせん
)
し、言葉に屈折をつけ、調子をひきしめて卑俗ならざる句にしている。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
くがら(句柄)の例文をもっと
(2作品)
見る
宮迦羅
(逆引き)
『今昔物語』に、支那の聖人
宮迦羅
(
くがら
)
、使者をして王后を負い来らしめ、犯して
妊
(
はら
)
ませた話あり。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
〈不動使者小童子形を
作
(
な
)
す、両種あり、一は
矜禍羅
(
こんがら
)
と名づく(すなわち
宮迦羅
(
くがら
)
)、恭敬小心の者なり、一は制吒迦と名づく、共に語らい難く、悪性の者なり、なお人間悪性の下にありて
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
くがら(宮迦羅)の例文をもっと
(1作品)
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