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叡山苔
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えいざんごけ
ふりがな文庫
“
叡山苔
(
えいざんごけ
)” の例文
滴々
(
てきてき
)
と垣を
蔽
(
おお
)
う
連𧄍
(
れんぎょう
)
の
黄
(
き
)
な向うは
業平竹
(
なりひらだけ
)
の
一叢
(
ひとむら
)
に、
苔
(
こけ
)
の多い御影の
突
(
つ
)
く
這
(
ば
)
いを添えて、三坪に足らぬ小庭には、一面に
叡山苔
(
えいざんごけ
)
を
這
(
は
)
わしている。琴の
音
(
ね
)
はこの庭から出る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そろそろ青みがかって来た
叡山苔
(
えいざんごけ
)
を
殖
(
ふ
)
やすために、シャベルをもって砂を配合した土に、それを植えつけていると、葉子は
黝
(
くろ
)
ずんだ
碧
(
あお
)
と紫の
鱗型
(
うろこがた
)
の
銘仙
(
めいせん
)
の不断着にいつもの
横縞
(
よこじま
)
の羽織を着て
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
叡
漢検準1級
部首:⼜
16画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
苔
漢検準1級
部首:⾋
8画
“叡山”で始まる語句
叡山
叡山道
叡山颪
叡山復興
叡山延暦寺