“南富田”の読み方と例文
読み方割合
みなみとんだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故に参詣自然に少なく、金銭の流通一方に偏す。西牟婁郡南富田みなみとんだの二社を他の村へ合祀せしに、人民他村へ金落とすを嫌い社参せず騒動す。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
また南富田みなみとんだ村の金刀比羅ことひら社は、古え熊野の神ここに住みしが、海近くて波の音やかましとて本宮へ行けり。熊野三景の一とて、眺望絶佳の丘上に七町余歩の田畑山林あり。地震海嘯つなみの節大用ある地なり。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)