“富田芝”の読み方と例文
読み方割合
とんだしば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富田芝とんだしば(現・富田林)二里の曠野は陽蔭もなく、涸れ川のみなかみを見やれば、金剛山の巨大な胸に眼がつきあたる。卯木が十三、四の頃までいたふるさとの山すそは、もう近かった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)