“半諺”の読み方と例文
読み方割合
はんことわざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は平生から人のよく口癖にする、人間は容易な事で餓死するものじゃない、どうにかなってくものだと云う半諺はんことわざの真理を、経験しない前から信じ出した。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれは平生からひとのよく口癖くちくせにする、人間は容易なことで餓死するものぢやない、うにかなつて行くものだと云ふ半諺はんことわざの真理を、経験しない前からしんした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)