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半片
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はんぺん
ふりがな文庫
“
半片
(
はんぺん
)” の例文
鉄砲町の
百瀬
(
ももせ
)
という接骨医の裏にいたが、
半片
(
はんぺん
)
を三角にきって
煮附
(
につ
)
けたお菜をわけてくれて、絵
硝子
(
ガラス
)
のはまった
行燈
(
あんどん
)
のわきで一緒に御膳をたべさせるのを楽しみにしていた。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
あんぽんたんながら、それには恐縮して、
老人
(
としより
)
の眼は悪かろうからと、だんだん後へさがって座るのだが、お豆腐ぎらいのために母が
内密
(
ないしょ
)
で
半片
(
はんぺん
)
にしてくれると、ちゃんと知っている。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“半片”の意味
《名詞》
一片の半分。はんぺら。
半券。
一朱銀。
食べ物のはんぺん。
(出典:Wiktionary)
“半片”の解説
半片・半弁・半平(はんぺん)は、魚肉のすり身に山芋などの材料を混ぜて気泡をたくさん含ませた茹で蒲鉾(ゆでかまぼこ)の一種。地域性のある魚肉練り製品で、東京や銚子などの浮きはんぺん、静岡の黒はんぺん、大阪などのあんぺいがあり特徴が異なる。単に「はんぺん」というときは一般的には浮きはんぺんのことをいう。
(出典:Wikipedia)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳