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はんぺん
ふりがな文庫
“はんぺん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
半平
50.0%
半片
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半平
(逆引き)
そして下大和橋のたもとの、落ちこんだように軒の低い小さな家では三色ういろを売っていて、その向いの
蒲鉾屋
(
かまぼこや
)
では、売れ残りの白い
半平
(
はんぺん
)
が水に浮いていた。
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
しりは
臀部
(
しり
)
に掛けたもの、しんじょは
糝薯
(
しんじょ
)
であって
半平
(
はんぺん
)
の
類
(
たぐい
)
、
真如
(
しんにょ
)
の月に通ずる。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
はんぺん(半平)の例文をもっと
(2作品)
見る
半片
(逆引き)
鉄砲町の
百瀬
(
ももせ
)
という接骨医の裏にいたが、
半片
(
はんぺん
)
を三角にきって
煮附
(
につ
)
けたお菜をわけてくれて、絵
硝子
(
ガラス
)
のはまった
行燈
(
あんどん
)
のわきで一緒に御膳をたべさせるのを楽しみにしていた。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
あんぽんたんながら、それには恐縮して、
老人
(
としより
)
の眼は悪かろうからと、だんだん後へさがって座るのだが、お豆腐ぎらいのために母が
内密
(
ないしょ
)
で
半片
(
はんぺん
)
にしてくれると、ちゃんと知っている。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
はんぺん(半片)の例文をもっと
(2作品)
見る
“はんぺん”の意味
《名詞》
はんぺん【半片、半平】
魚類の肉のすり身に山の芋などを加え、練って、蒸したもの。
(出典:Wiktionary)