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午下
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ひるさがり
ふりがな文庫
“
午下
(
ひるさがり
)” の例文
然
(
しか
)
し晴れ渡った日の
午下
(
ひるさがり
)
の太陽に隈なく照り映えて、寒水の如く澄み切った晶冽な大気の中に水が滴るかと思われる位冴えに冴えた
藍靛
(
らんてん
)
の肌を
眤
(
じっ
)
と見ていると
美ヶ原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
早乙女岳から右は、
午下
(
ひるさがり
)
の太陽に照された幾重の雲の峰が一様に平かな底を見せて、果てもなく続く。目立って蒼黒い鍬崎山は、雲の水平線より下に沈んで、大きな暗礁のようだ。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
ところどころ日のさしている富士川の
流
(
ながれ
)
が脚の下に俯瞰されるのみで、
午下
(
ひるさがり
)
の空には積雲がむくむくと湧き上り、富士川を始め
御坂
(
みさか
)
山塊や
天子
(
てんし
)
山脈の山という山は、既に雲に掩われていた。
朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
“午下”の意味
《名詞》
午後。昼過ぎ。
(出典:Wiktionary)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“午”で始まる語句
午
午後
午飯
午前
午餐
午過
午睡
午頃
午砲
午食