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千思
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せんし
ふりがな文庫
“
千思
(
せんし
)” の例文
○さて
我
(
わが
)
駅中
(
えきちゆう
)
に稲荷屋喜右エ門といふもの、石綿を
紡績
(
はうせき
)
する事に
千思
(
せんし
)
万
慮
(
りよ
)
を
費
(
つひや
)
し、
竟
(
つひ
)
に
自
(
みづから
)
その術を得て火浣布を織いだせり。又其頃我が
近村
(
きんそん
)
大沢村の医師黒田
玄鶴
(
げんくわく
)
も同じく火浣布を織る術を
得
(
え
)
たり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
執リテ
矻々
(
こつこつ
)
事ニ是レ従フト雖モ
俗累
(
ぞくるい
)
肘
(
ちゅう
)
ヲ内ニ掣シテ意ノ如クナラズ其間歳月無情
逝
(
ゆき
)
テ人ヲ待タズ而シテ人生寿ヲ
享
(
う
)
クル能ク幾時ゾ今ニシテ好機若シ一度逸セバ真ニ是レ一生ノ
恨事
(
こんじ
)
之ニ過グルナシ
千思
(
せんし
)
又
万考
(
ばんこう
)
速
(
すみやか
)
ニ我身ヲ衣食ノ
煩累
(
はんるい
)
ト絶ツノ策ヲ画スルノ急要ナルヲ見又今日本邦所産ノ草木ヲ図説シテ以テ日新ノ教育ヲ
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
○さて
我
(
わが
)
駅中
(
えきちゆう
)
に稲荷屋喜右エ門といふもの、石綿を
紡績
(
はうせき
)
する事に
千思
(
せんし
)
万
慮
(
りよ
)
を
費
(
つひや
)
し、
竟
(
つひ
)
に
自
(
みづから
)
その術を得て火浣布を織いだせり。又其頃我が
近村
(
きんそん
)
大沢村の医師黒田
玄鶴
(
げんくわく
)
も同じく火浣布を織る術を
得
(
え
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“千思”の意味
《名詞》
様々なことを思うこと。また、その思い。
(出典:Wiktionary)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
“千思”で始まる語句
千思万考