“十六盤橋”の読み方と例文
読み方割合
そろばんばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふなどじょうを子供が捕る。水底みなそこに影をいて、メダカがおよぐ。ドブンと音して蛙が飛び込む。まれにはしなやかな小さな十六盤橋そろばんばしを見せて、二尺五寸の蛇が渡る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)