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化外
ふりがな文庫
“化外”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かがい
50.0%
けがい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがい
(逆引き)
虎賁
(
こほん
)
の軍隊三十余万が、
旌旗
(
せいき
)
や
旆旛
(
はいばん
)
を林立して、台下に立ちならび、このほか
匈奴
(
きょうど
)
の黒童や
化外
(
かがい
)
の人々も、およそ位階あり王府に仕えるものは
挙
(
こぞ
)
って、この祭典を仰ぐの光栄に浴した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「無学野蛮なわしらではありますが、いにしえからまだ、七たび
擒人
(
とりこ
)
にして、七たび放したという例は、聞いたこともありません。いかに
化外
(
かがい
)
の人間たりと、どうしてこの大恩に感ぜずにおられましょうか。……ゆるして下さい。おゆるし下さい」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
化外(かがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
けがい
(逆引き)
一日、城楼から下の街々を眺めていると、一ヶ所甚だ雑然とした
陋穢
(
ろうわい
)
な一劃が目に付いた。侍臣に問えば戎人の部落だという。戎人とは西方の
化外
(
けがい
)
の民の血を引いた異種族である。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
化外(けがい)の例文をもっと
(1作品)
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“化外”の意味
《名詞》
化 外(けがい)
特に中世において、統治の中心から遠く離れ、支配の力が及ばない場所・地域をさす。しばしば未開、野蛮といった意味合いを含む。
(出典:Wiktionary)
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“化”で始まる語句
化
化粧
化物
化身
化石
化膿
化生
化鳥
化転
化性
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吉川英治