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勾引
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かどわ
ふりがな文庫
“
勾引
(
かどわ
)” の例文
角「あんたも保泉村で
勾引
(
かどわ
)
かしでもあるまいが、親の行方が知んねえからと云って、江戸まで連れて往って娘にすれば道理は同じ事だ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
角「それがサ、あのお梅という
娘
(
こ
)
は
七歳
(
なゝつ
)
の時に保泉村の原中で
勾引
(
かどわ
)
かされたお
榮
(
えい
)
という娘だが、何うしてそれを
貴方
(
あんた
)
が娘にしなすったえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
又は人の娘を
勾引
(
かどわ
)
かし、実に此の上もない悪事を致したが、最早圖書も天命
遁
(
のが
)
れ難く、貴公様に於て残らず御存じの上からは
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
角「なに岸田宇之助の娘だと、はてね、そんなら
慥
(
たし
)
か十三年あと保泉村の原中で賊のために
勾引
(
かどわ
)
かされた岸田屋宇之助さんの娘おえいさんか」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“勾引”の意味
《名詞》
捕らえて連行すること。
法令に基づき被告人、証人などを一定の場所に連行する強制処分。
(出典:Wiktionary)
勾
常用漢字
中学
部首:⼓
4画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“勾”で始まる語句
勾配
勾欄
勾玉
勾当
勾
勾践
勾坂
勾璁
勾当内侍
勾珠