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勤先
ふりがな文庫
“勤先”の読み方と例文
読み方
割合
つとめさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つとめさき
(逆引き)
比田のいうところを黙って聴いていると、彼が変な女をその
勤先
(
つとめさき
)
の近所に囲っているという
噂
(
うわさ
)
はまるで
嘘
(
うそ
)
のようであった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある時は、自動車を、池内光太郎の
勤先
(
つとめさき
)
の会社の玄関へ横づけにして、驚く池内を誘って
宮城前
(
きゅうじょうまえ
)
の広場から、上野公園を一順して見せたこともあった。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
重吉が種子の遺産として
譲受
(
ゆずりう
)
けた五千円の貯金はその時なくなってしまう。つづいて
勤先
(
つとめさき
)
の会社が突然解散せられる。種子が形見の貴金属類は
内々
(
ないない
)
でとうの昔売り
飛
(
とば
)
された後である。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
勤先(つとめさき)の例文をもっと
(4作品)
見る
勤
常用漢字
小6
部首:⼒
12画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“勤”で始まる語句
勤
勤行
勤務
勤勉
勤人
勤番
勤王
勤仕
勤向
勤番者
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勤務先
“勤先”のふりがなが多い著者
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永井荷風