“前下”の読み方と例文
読み方割合
まえさが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
または親子で棒をやや前下まえさがりに、荷物をなるだけうしろのほうへ引取って、かつぐ練習をさせるのもよく見られ、今でも道普請みちぶしん土運つちはこびには、これがふつうである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
足に少し力を入れたるに、図らず空中に飛び上り、およそ人の頭ほどのところを次第に前下まえさがりに行き、また少し力を入るれば昇ること始めのごとし。何とも言われずこころよし。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)