則秀のりひで)” の例文
加賀大聖寺だいしょうじの城主、拝郷はいごう五左衛門家嘉いえよし、石川郡松任まっとうの城主徳山五兵衛則秀のりひで、ふたりとも、柴田譜代ふだいの重臣だし、勝家が股肱ここうの老職たちだった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
途中、徳山則秀のりひでの一族や、不破光治ふわみつはる(勝光の父)などの、すでに風を望んで、陣門に降って来た者もすくなくない。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帷幕いばくに会する者、前田利家父子おやこを始めとし、勝家の養子勝政、不破ふわひこ勝光かつみつ、徳山五兵衛則秀のりひで、金森五郎八長近ながちか、原彦次郎房親ふさちか、拝郷五郎左衛門家嘉いえよしおさ九郎左衛門連龍つらたつ、安井左近太夫家清いえきよなど。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)