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剃落
ふりがな文庫
“剃落”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そりおと
75.0%
すっこ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりおと
(逆引き)
楯彦氏は
白布
(
きれ
)
の下から手を出して、
剃落
(
そりおと
)
された自分の頭にそつと触つてみた。頭は茶碗のやうに冷かつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かねて岸本にはこの旅を終る頃に
為
(
な
)
し
遂
(
と
)
げたいと考えて置いたことが有った。巴里を引揚げる頃が来たら自分の
髭
(
ひげ
)
を
剃落
(
そりおと
)
してしまおう、そして帰国の途に上ろうと考えていた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
剃落(そりおと)の例文をもっと
(3作品)
見る
すっこ
(逆引き)
其の心が虫よりも小せえから
己
(
おら
)
ア
愍然
(
かわいそう
)
でなんねえから意見を云うだ、えゝか、そんなに急いで獄門になりたがらねえで、旦那様が二十両下されば
幸
(
さいわ
)
えだアから、頭でも
剃落
(
すっこ
)
かして出家になるか
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
剃落(すっこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
剃
漢検準1級
部首:⼑
9画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“剃”で始まる語句
剃
剃刀
剃髪
剃立
剃髮
剃手
剃痕
剃跡
剃附
剃杭
“剃落”のふりがなが多い著者
島崎藤村
三遊亭円朝
薄田泣菫