“初生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつな40.0%
うぶ20.0%
しよせい20.0%
はつなり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初生はつなりの柿を青竹で作った小さな籠にいれ、子供に背負わせると息災にそだつという俗習がある、みよは青柿をながめながらそれを空想した。
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
天地てんち初生しよせいの元気を復活し
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
元日にも聟入むこいりの時に仕立てた麻袴あさばかまを五十年このかた着用して礼廻れいまわりに歩き、夏にはふんどし一つの姿で浴衣ゆかたを大事そうに首に巻いて近所へもらい風呂ぶろに出かけ、初生はつなり茄子なす一つは二もん
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)