“はつなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初果33.3%
初熟33.3%
初生33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリストがその代理者の初果はつなりとして殘しゝ者の出でし球より、このとき一の光こなたに進めり 一三—一五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
いちご初熟はつなりべたいと
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
元日にも聟入むこいりの時に仕立てた麻袴あさばかまを五十年このかた着用して礼廻れいまわりに歩き、夏にはふんどし一つの姿で浴衣ゆかたを大事そうに首に巻いて近所へもらい風呂ぶろに出かけ、初生はつなり茄子なす一つは二もん
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)