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初生
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はつな
ふりがな文庫
“
初生
(
はつな
)” の例文
初生
(
はつな
)
りの柿を青竹で作った小さな籠にいれ、子供に背負わせると息災にそだつという俗習がある、みよは青柿をながめながらそれを空想した。
日本婦道記:箭竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「僕は長男だから、
初生
(
はつな
)
りだ。末生りよりも運勢が好いから、君のようにヒョロ/\していない」
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
初生
(
はつな
)
りと
末生
(
うらな
)
りの差異が現れて来たのか、菊太郎君は僕よりも発育が好かった。頭の大きいくらいのものは
体躯
(
からだ
)
も釣合を保つ為めに自ら比例を求めるのらしい。丈が高い上に
骨太
(
ほねぶと
)
だった。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“初生”の意味
《名詞》
初めて生まれること。また、初めて生じること。
生まれて間もないこと。
(出典:Wiktionary)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“初生”で始まる語句
初生児