トップ
>
切札
>
きりふだ
ふりがな文庫
“
切札
(
きりふだ
)” の例文
思案に暮れた平次は、最後の
切札
(
きりふだ
)
を
投
(
ほう
)
りました。たった半刻、この家から皆川半之丞を追い出して、存分に調べてみたかったのです。
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そういうカルタ遊びには兵士は
切札
(
きりふだ
)
なのである。その上、
野猪
(
いのしし
)
をやっつけるには猟人の知力と猟犬の力とを要するのが原則である。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
もう道が無いのだ。何もないのだ。ぎりぎりの最後の
切札
(
きりふだ
)
ではないか。とても、のんきにしては居られぬ。僕は、すっかり、まじめになってしまった。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
アハハハ……、どうだね、まさか木のてっぺんに、ぼくがかくれていようとは思いもかけなかったろう。そして、きみのさいごの
切札
(
きりふだ
)
、空中飛行のプロペラを
仮面の恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
思案に暮れた平次は、最後の
切札
(
きりふだ
)
を投げました。たつた半刻、此家から皆川半之丞を追ひ出して、存分に調べて見たかつたのです。
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通