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切字
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きれじ
ふりがな文庫
“
切字
(
きれじ
)” の例文
のごときものにして多くは「や」「か」等の
切字
(
きれじ
)
を含み、しからざるも七音の句必ず四三または三四と切れたるを見る。蕪村の句には
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
この句もまたこの
切字
(
きれじ
)
のないような一直線な叙法が、旅人のいつも絶えずに其処に休んでいることを聯想さすに十分の力を持っているのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
切字
(
きれじ
)
の一例としては「や」「かな」「けり」の三つを前に掲げて、私はこの三つの作例をお目に掛けたに過ぎませんが、切字もなおこのほかにいくらでもあります。
俳句の作りよう
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
一、初めより
切字
(
きれじ
)
、四季の題目、
仮名遣
(
かなづかい
)
等を質問する人あり。万事を知るは
善
(
よ
)
けれど知りたりとて俳句を
能
(
よ
)
くし得べきにあらず。文法知らぬ人が
上手
(
じょうず
)
な歌を作りて人を驚かす事は世に例多し。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
さて「元日や」というのは、唯元日という事を現わすためにいうたので、この「や」の字には別に意味はない。俳句では、昔からこのような文字を
切字
(
きれじ
)
といっている。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
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次にまた俳句には
切字
(
きれじ
)
というものがあります。前に挙げた句についていいますと
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通