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分蘖
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ぶんけつ
ふりがな文庫
“
分蘖
(
ぶんけつ
)” の例文
黒々と成育し
分蘖
(
ぶんけつ
)
しはじめた一つの稲株を見ると、浩平はとにかく得意の鼻をうごめかさずにはいられなかった。
米
(新字新仮名)
/
犬田卯
(著)
やっと仕付かった
所
(
ところ
)
も少しも
分蘖
(
ぶんけつ
)
せず赤くなって
実
(
み
)
のはいらない稲がそのまま
刈
(
か
)
りとられずに立っていた。耕地整理の先に立った人はみんなの
為
(
ため
)
にしたのだそうだけれどもほんとうにひどいだろう。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“分蘖”の解説
分蘖(ぶんけつ)とはイネ科などの植物の根元付近から新芽が伸びて株分かれする事。
(出典:Wikipedia)
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
蘖
漢検1級
部首:⾋
20画
“分”で始まる語句
分
分明
分別
分限
分際
分娩
分捕
分限者
分銅
分疏