“出張員”の読み方と例文
読み方割合
しゆつちやういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家(うち)の中は区役所の出張員(しゆつちやういん)が硫黄(いわう)の煙と石炭酸(せきたんさん)で消毒した後(あと)、まるで煤掃(すゝは)きか引越(ひつこ)しの時のやうな狼藉(らうぜき)に、丁度(ちやうど)人気(ひとけ)のない寂(さび)しさを加へて、葬式(さうしき)の棺桶(くわんおけ)を送出(おくりだ)した後(あと)と同じやうな心持(こゝろもち)である。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)