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処女
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ヲトメ
ふりがな文庫
“
処女
(
ヲトメ
)” の例文
旧字:
處女
丹波
ノ
道主
ノ
貴の家から出る「八
処女
(
ヲトメ
)
」の古い姿なのである。この神女は、伊勢に召されるだけではなかった。宮廷へも、聖職奉仕に上っている。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
家中の人は、家の巫女なる
処女
(
ヲトメ
)
——処女の生活をある期間してゐた主婦又は氏女——を残して、別屋——新嘗屋となつた——又は屋敷の庭に出てゐる。
ほうとする話:祭りの発生 その一
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此日、村の娘が
五月処女
(
サウトメ
)
としての資格を得るのである。そうとめと音便で呼ばれる語形さをとめの結合は、近世では出来ない結合である。
処女
(
ヲトメ
)
は神事に仕へる女、と言ふ事である。
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
いざ
吾君
(
アギ
)
。
野
(
ヌ
)
に
蒜
(
ヒル
)
つみに 蒜つみに 我が行く道に、香ぐはし花橘。
下枝
(
シヅエ
)
らは人みな取り、
秀枝
(
ホツエ
)
は鳥
棲
(
ヰ
)
枯し みつぐりの 中つ枝の
含隠
(
フゴモ
)
り
赤
(
アカ
)
れる
処女
(
ヲトメ
)
。いざ。さかはえな(応神天皇——日本紀)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“処女”の解説
処女(しょじょ)とは、性行為の経験がない女性のこと。また、その女性の状態。広義には男女を問わず性行為をしたことがない人や状態のことを指す。「バージン、ヴァージン(en: virginから)」とも呼ぶ。対義語は非処女。女性に対して聖女な価値と重要性を置く文化的および宗教的伝統があり、個人的な純度、名誉、および価値の概念に関連付けられている。
(出典:Wikipedia)
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“処女”で始まる語句
処女心
処女子
処女宮
処女林
処女時代
処女作
処女評判善悪鑑
処女色
処女檀
処女気