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冷嘲
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ひやか
ふりがな文庫
“
冷嘲
(
ひやか
)” の例文
「それでもよく東京の言葉だけは忘れずにいるじゃありませんか」と兄がその
後
(
あと
)
に
随
(
つ
)
いてまた
冷嘲
(
ひやか
)
し始めた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
胡座から立て膝に直ったかと思うと、こう勘兵衛が
冷嘲
(
ひやか
)
すように云った。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
戸口の方へ行きかけると、男の一人が後ろから
冷嘲
(
ひやか
)
した。
碧眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
「先刻は
笑談
(
じょうだん
)
さ。君が
冷嘲
(
ひやか
)
すから僕も冷嘲したんだ」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
お延は笑いながら夫を
冷嘲
(
ひやか
)
した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
嘲
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷淡
冷評
冷飯
冷泉