冬中ふゆじゅう)” の例文
冬中ふゆじゅう真盛まっさかりで、春になり夏になると次第に衰えて、暑中二、三箇月のみと交代して引込ひっこみ、九月頃新芋しんいもが町に出ると吾々の虱もた出て来るのは可笑おかしいといった事がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)