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冥府
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みょうふ
ふりがな文庫
“
冥府
(
みょうふ
)” の例文
聞かされては眠れるものでない、なんだか
冥府
(
みょうふ
)
へでも引きこまれるように、妙に気が
滅入
(
めい
)
ってたまらなかった、今晩、またあれを聞かされては本当にたまらないから、逃げ出すのだ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ただ二ヵ所ほど、矢来の口の囲いを切って、役人口、
冥府
(
みょうふ
)
口と分けてある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とはいえ、下界において、万一にも
冥府
(
みょうふ
)
の
獄簿
(
ごくぼ
)
に載るような罪科にお落ちなさればもうわたしの力でもお救いはできません。……三巻の
天書
(
てんしょ
)
を以後の友となされて、それをお
研究
(
きわ
)
めなされませ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“冥府”の意味
《名詞》
冥府(めいふ)
あの世。冥土。黄泉路。
地獄。
(出典:Wiktionary)
冥
常用漢字
中学
部首:⼍
10画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“冥”で始まる語句
冥加
冥利
冥途
冥土
冥々
冥福
冥
冥想
冥護
冥罰