“内埒”の読み方と例文
読み方割合
うちわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼れはほかの馬の跡から内埒うちわへ内埒へとよって、少し手綱たづなを引きしめるようにしてけさした。ほてった彼の顔から耳にかけてほこりを含んだ風が息気いきのつまるほどふきかかるのを彼れは快く思った。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)