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八葉
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はちよう
ふりがな文庫
“
八葉
(
はちよう
)” の例文
これはその時
磬
(
うちならし
)
の模様に、
八葉
(
はちよう
)
の
蓮華
(
れんげ
)
を
挟
(
はさ
)
んで二羽の
孔雀
(
くじゃく
)
が
鋳
(
い
)
つけてあったのを、その唐人たちが眺めながら、「
捨身惜花思
(
しゃしんしゃっかし
)
」と云う一人の声の下から
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
糸毛の
輦
(
くるま
)
、
八葉
(
はちよう
)
の輦、
輿
(
こし
)
や牛車が、
紅葉
(
もみじ
)
をかざして、打たせているし、宏壮な辻々の
第宅
(
ていたく
)
には、昼間から、
催馬楽
(
さいばら
)
の笛が洩れ、加茂川にのぞむ
六波羅
(
ろくはら
)
の
薔薇園
(
しょうびえん
)
には、きょうも、小松殿か、
平相国
(
へいしょうこく
)
かが
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八葉
(
はちよう
)
の
芙蓉
(
ふよう
)
の花を一りんのかつらの
枝
(
えだ
)
にさかせてぞみる
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“八葉”の意味
《名詞》
八枚の葉や紙。
(出典:Wiktionary)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“八葉”で始まる語句
八葉潟
八葉蓮華
八葉剣輪違