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元来
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もとより
ふりがな文庫
“
元来
(
もとより
)” の例文
旧字:
元來
元来
(
もとより
)
証文も何もない夢のような話、色に絡んでおだてて見たものの、自業自得の久兵衛、とんだお荷物を背負い込んだ具合で今さら引込みもつかず
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
婦人若し智
無
(
なく
)
して是を信じては必ず
恨
(
うらみ
)
出来易し。
元来
(
もとより
)
夫の家は皆他人なれば、
恨
(
うらみ
)
背
(
そむ
)
き恩愛を捨る事易し。
構
(
かまえ
)
て下女の
詞
(
ことば
)
を信じて大切なる
嫜
(
しゅうとしゅうとめ
)
姨の
親
(
したしみ
)
を
薄
(
うすく
)
すべからず。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
されども
元来
(
もとより
)
孝心深き大臣の、
如何
(
いか
)
で
然
(
さ
)
る
酷
(
むご
)
きことをなし得べき。
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“元来”の意味
《名詞・形容動詞》
はじめからそのような状態や性質であること。もともと。
物事を説明したり、疑問を呈したりする場合に、文頭に置いて接続詞的に用いる語。そもそも。
(出典:Wiktionary)
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“元来”で始まる語句
元来仏法無多子