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優人
ふりがな文庫
“優人”の読み方と例文
読み方
割合
わざおぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わざおぎ
(逆引き)
浪路は、この
﨟
(
ろう
)
たける、しとやかな
優人
(
わざおぎ
)
と、世情にうとく、色黒な小柄な貴人とを思い比べて見ることさえ、苦しく、やるせなく、心恥かしかった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
明の陶宗儀の『
輟耕録
(
てっこうろく
)
』二三に、
優人
(
わざおぎ
)
杜生の話に、
韶州
(
しょうしゅう
)
で相公てふ者と心やすくなり、その室に至って柱上に一小猴を鎖でつなげるを見るに
狡猾
(
こうかつ
)
らしい。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
親しく語り交わすことが出来た三斎息女
浪路
(
なみじ
)
は、翌日大奥に戻ったが、かの
優人
(
わざおぎ
)
のいかなる美女よりも美しく
艶
(
あで
)
やかなおもかげが、たえず目の前に
彷彿
(
ほうふつ
)
するにつれ、今更のように
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
優人(わざおぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“優人”の意味
《名詞》
気が長い人。
雅な人。
俳優。役者。
(出典:Wiktionary)
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“優”で始まる語句
優
優男
優雅
優形
優美
優婆塞
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優渥
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人優
“優人”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
南方熊楠