トップ
>
偽態
ふりがな文庫
“偽態”の読み方と例文
読み方
割合
ぎたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎたい
(逆引き)
養家の恩にそむいてまで、あんな
宿借
(
やどか
)
り女の
偽態
(
ぎたい
)
の愛に
騙
(
たぶら
)
かされてしまうものであろうか。——家成は
情
(
なさけ
)
なくもなるし、腹が立ってならなかった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから飲んだと見せたのも、ぐたと仆れて見せたのも、すべて彼のは
偽態
(
ぎたい
)
だった。そして
罠
(
わな
)
に
陥
(
お
)
ちたのは、彼ではなくて、賊の母夜叉と張青夫婦の方だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
各〻、それぞれ、こういう群の中では、
偽態
(
ぎたい
)
を買いかぶらせることに虚実の巧妙をつくすからだ。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
偽態(ぎたい)の例文をもっと
(3作品)
見る
偽
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“偽”で始まる語句
偽
偽物
偽瞞
偽者
偽装
偽君子
偽善
偽盲
偽飾
偽善者