“俗様”の読み方と例文
読み方割合
ぞくよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば上等士族は習字にも唐様からようを学び、下等士族は御家流おいえりゅうを書き、世上一般の気風にてこれを評すれば、字の巧拙こうせつを問わずして御家流をば俗様ぞくようとしていやしみ
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
在昔ざいせき、徳川政府勘定所かんじょうどころの例に、旗下はたもとの士が廩米りんまいを受取るとき、米何石何斗と書く米の字は、その竪棒たてぼうを上に通さずして俗様ぞくように※と記すべき法なるを、ある時、林大学頭より出したる受取書に
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)