きおい)” の例文
本名は誰も知らない、何をして暮すのか、ただ遊んで、どこともわず一群ひとむれ一群入り込むきおい壮佼わかものに、時々木遣きやりを教えている。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
不死身で無鉄砲という危険けんのんな人で、始終喧嘩の仲人ちゅうにんをしたり、喧嘩をするので生疵なまきずの絶えない人ですが、親父が死んでから余程我も折れましたが、生れつきのきおいだから