“勇侠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうきょう66.7%
ゆうけふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
情欲的な不道徳とコルネイユ風の勇侠（ゆうきょう）とが、最も矛盾した方法で一致し得る時に、芸術の極致に達するのであった。
ジャン・クリストフ：07 第五巻　広場の市 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
美徳にせよ悪徳にせよ、すてきな勇侠（ゆうきょう）にせよ卑猥（ひわい）な下劣にせよ、調子のよい脚韻と響きのよい言葉とで飾られる時には、彼らはどんな物でも丸飲みにした。あらゆるものが対句（ついく）の材料となった。
ジャン・クリストフ：07 第五巻　広場の市 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
優美（いうび）、典雅（てんが）、勇侠（ゆうけふ）、魅力を理論的には尊敬し、讃美してはゐたが、假りにこれ等が男性の姿をとつて、私の眼前に現はれたならば、私は本能的にそれ等のものが私の中の何とも共鳴せず
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)