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侠骨
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きょうこつ
ふりがな文庫
“
侠骨
(
きょうこつ
)” の例文
いまや梁山泊が大となるにつれ、不遇不平な天下の才と
侠骨
(
きょうこつ
)
を、いよいよここへ
募
(
つの
)
ろうとする意志は仲間一同にも
熾
(
さかん
)
だったのだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「江戸の花」には、命をも惜しまない
町火消
(
まちびけし
)
、
鳶者
(
とびのもの
)
は寒中でも
白足袋
(
しろたび
)
はだし、
法被
(
はっぴ
)
一枚の「
男伊達
(
おとこだて
)
」を
尚
(
とうと
)
んだ。「いき」には、「江戸の意気張り」「
辰巳
(
たつみ
)
の
侠骨
(
きょうこつ
)
」がなければならない。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
持って生れた義胆と
侠骨
(
きょうこつ
)
は、いまもなお、ひとみの底に、大夏の太陽よりも強烈なものをもって、燃えている。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“侠骨”の意味
《名詞》
男気がある気性、性質。
(出典:Wiktionary)
侠
漢検準1級
部首:⼈
8画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“侠”で始まる語句
侠
侠気
侠客
侠氣
侠勇
侠者
侠客肌
侠児
侠党
侠賊