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供待
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ともま
ふりがな文庫
“
供待
(
ともま
)” の例文
だが、その李逵と戴宗は、玄関の
供待
(
ともま
)
ち
部屋
(
べや
)
へ残しておいてずっと奥へ案内された。こよいのやかたは、また一だんと、ゆうべの席よりは奥ふかい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いえ、
彼處
(
あすこ
)
に
供待
(
ともま
)
ちをしました、あの
徒
(
てあひ
)
は
皆
(
みんな
)
遊廓
(
くるわ
)
のでござりますで、
看板
(
かんばん
)
がどれも
新地組合
(
しんちくみあひ
)
、
印
(
しるし
)
が
麗々
(
れい/\
)
と
書
(
か
)
いてござります。
※
(
ねえ
)
さんたちが
心着
(
こゝろづ
)
けたでござりませう。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「どうもおかしいぞ、あすこに
供待
(
ともま
)
ちをしているのは、ありゃたしかに神尾の
草履取
(
ぞうりとり
)
」
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
門のうちに、綺麗な
腕車
(
くるま
)
が一台
供待
(
ともま
)
ちをしていた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“供待”で始まる語句
供待部屋