“供待部屋”の読み方と例文
読み方割合
ともまちべや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供待部屋ともまちべやあぶって喰いちらしたり、はなはだしい時は、こっそり、酒などをのんでいる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
点火したのをそこへ載せておくと少時しばらくすると自然に消えて主人が観覧をえて再び出現するのを待つ、いわばシガーの供待部屋ともまちべやである。これが日本の美術館だったらどうであろう。
喫煙四十年 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)