供待部屋ともまちべや)” の例文
供待部屋ともまちべやあぶって喰いちらしたり、はなはだしい時は、こっそり、酒などをのんでいる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
点火したのをそこへ載せておくと少時しばらくすると自然に消えて主人が観覧をえて再び出現するのを待つ、いわばシガーの供待部屋ともまちべやである。これが日本の美術館だったらどうであろう。
喫煙四十年 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)