トップ
>
供奴
>
ともやっこ
ふりがな文庫
“
供奴
(
ともやっこ
)” の例文
玲瓏
(
れいろう
)
たる好風貌、馬上
手綱
(
たづな
)
を掻い繰って、草木森々たる峠路を伊那から諏訪へ歩ませて行く。進物台、
挿箱
(
はさみばこ
)
、大鳥毛、
供奴
(
ともやっこ
)
、まことに立派な使者振りである。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
また、叱られた
供奴
(
ともやっこ
)
の、頭かきかき、なるほどねえ、考えれば考えるほど、こちとらの考え浅うござんした、えへっへっへ、と、なにちっとも考えてやしない、ただ
主人
(
あるじ
)
への御機嫌買い。
春の盗賊
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
黄と白、赤の葱坊主、毛槍かつげば
供奴
(
ともやっこ
)
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“供”で始まる語句
供
供奉
供養
供物
供御
供人
供待
供給
供揃
供頭