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佩環
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はいかん
ふりがな文庫
“
佩環
(
はいかん
)” の例文
そして、その白い
頸
(
うなじ
)
を抱きすくめようとしたが、
屏風
(
びょうぶ
)
の角に、剣の
佩環
(
はいかん
)
が引っかかったので、思わず足をすくめてしまった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この剣には、黄金の
佩環
(
はいかん
)
に、
琅玕
(
ろうかん
)
の
緒珠
(
おだま
)
がさがっているのではないか、
蓆売
(
むしろう
)
りには過ぎた刀だ。どこで盗んだ?」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸まである
黒髯
(
こくぜん
)
を春風になぶらせ、腰に
偃月刀
(
えんげつとう
)
の
佩環
(
はいかん
)
を
戛々
(
かつかつ
)
とひびかせながら、手には
緋総
(
ひぶさ
)
のついた
鯨鞭
(
げいべん
)
を持った偉丈夫が、その鞭を上げつつ近づいてくるのであった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
佩環
(
はいかん
)
のひびき
玉沓
(
ぎょくとう
)
の音、
簇擁
(
ぞくよう
)
して門内へ入った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
佩
漢検1級
部首:⼈
8画
環
常用漢字
中学
部首:⽟
17画
“佩”で始まる語句
佩
佩剣
佩刀
佩用
佩嚢
佩楯
佩玉
佩印
佩反
佩受