何承天かしょうてん)” の例文
日時計は、しん始皇帝しこうていが、陣中で用いたのが始めだという。「宋史そうし」には何承天かしょうてんが「表候日影ひょうこうにちえい」をつかさどるとある。明代みんだいには晷影台きえいだいというのがある。日時計の進歩したものである。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何承天かしょうてんの『達性論たっせいろん』にいわく、「生ずるに至れば、必ず死あり。形へいし、神散ず。なお春に栄え、秋に落ち、四時代換するがごとし。なんぞさらに形を受けることあらんや」と)(『弘明集ぐみょうしゅう』)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)